赤ちゃんのアトピーの原因「アレルギー」
赤ちゃんのアトピー性皮膚炎の原因には、アレルギー要因と非アレルギー要因があります。
アレルギー要因の代表的なものには、食べ物やダニ、ハウスダスト等があり、非アレルギー要因として、遺伝子、環境などがあります。
アトピーは遺伝的要素が強い
ダニ・ハウスダスト・鳥のフンといった環境由来の因子により、アトピー性皮膚炎が悪化する原因ともなりえます。
アトピーはとても遺伝的要素が強い病気だとも言われています。家族や血縁関係者に、アトピー性皮膚炎やぜんそく、アレルギー性鼻炎など、アレルギー体質の人がいる場合は、アトピー性皮膚炎になりやすいと考えられています。
こうした赤ちゃんは、皮膚が敏感でダニやホコリ、食物などの物質によってアレルギー反応を起こしやすい体質を持っている可能性が高く、アトピー性皮膚炎になりやすいと考えられます。
汗や汚れでもアトピーに
アレルギー以外にも、汗や汚れによって皮膚が炎症を起こしやすく、乾燥肌で皮膚の防御機能が弱い赤ちゃんもアトピー性皮膚炎にかかりやすいとされています。
このようなアトピー性皮膚炎にかかりやすい赤ちゃんが、実際にアトピー性皮膚炎にかかるきっかけには、前述したように次のようなものが考えられます。
・アレルギーを引き起こす物質(ダニ、埃、塵、ペットの毛、花粉等)
・汗やおむつ、衣類の摩擦によっておこる刺激
・精神的ストレス
アトピー性皮膚炎になりやすい赤ちゃんは、こうした悪化因子(原因)によってアトピー性皮膚炎を発症します。
タンパク質や皮脂が原因のアトピー
また赤ちゃんのアトピー性皮膚炎が増えている中で、その原因の一つとして、 離乳食として様々な蛋白質をとるのが少し早すぎたり、量が多すぎることもひとつの原因と考えられています。
生後4〜5か月の赤ちゃんの場合、その時点では食物アレルギーがはっきりしない場合でも、やがて食物アレルギーがはっきりしてくることがあります。
赤ちゃんのアトピー性皮膚炎の予防としては、離乳食をあまり急がないようにすることです。
また、小麦のアレルギーが増えているので、主食はお米中心にするほうが良いでしょう。いずれにしても、離乳食の計画は、小児科医とよく相談することも重要です。
また赤ちゃんのアトピー性皮膚炎に関わらず、アトピー自体、遺伝的に皮脂が非常に少ないことが原因とも言われています。
近年、皮膚の一番表面の角層に存在する脂質であるセラミドが少ないという報告もあり、セラミドの生成に関わる遺伝子が注目されています。
常駐菌が原因のアトピー
またアトピー性皮膚炎の原因には皮膚に常在している細菌の影響も考えられます。
細菌が病変部位から進入するなどで特異的な感染症を併発することが多いほか、湿潤した病変部位は健常な皮膚よりも常在菌の数が多いことも知られています。
これらの菌体成分により免疫応答が過剰になり症状が悪化するとも言われています。
またアトピーに限らず、肌に負担をかけることとして、シャワーの水道水に含まれる塩素の有害さも指摘されています。塩素除去などのシャワーヘッドを使うなり、対策が必要でしょう。